皆様お疲れ様です。1％投資家です。2024年11月13日、本日の株式市場の振り返りをしていきます。
日経平均株価は、前日比-654.43円（-1.66%）の38,721.66円で引けました。
TOPIXは、前日比-33.10ポイント（-1.21%）の2,708.42ポイントで引けました。
次に「業種別株価指数 変化率リアルタイムランキング」を見てみましょう。
（引用先：世界の株価と日経平均先物https://nikkei225jp.com/nikkei/gyoushu.php）
本日の日経平均株価は、寄り付きこそ前日並だったものの、時間を経るにつれダラダラと下げていき、結果的に昨日以上の下落率でした。日経採用銘柄の業種別値上がり・値下がり率を見ても、全体的に下げ相場の印象です。特に、精密機器セクターでは、HOYA（7741）が前日比-3.25%、ディスコ（6146）が前日比-3.84%と、大きく下げました。
日経平均株価採用銘柄でいうと、ネクソン（3659）が前日比-17.45%と大きく下落しました。当社は昨日第３四半期決算を発表し、実績値・通期見通しともに市場コンセンサスを下回りました。本日の大幅な下落は、この決算を嫌気した下げでしょう。
（記事：株探https://kabutan.jp/stock/news?code=3659&b=n202411131096）
一方、石油・石炭製品セクターが大きく上昇しました。これは、本日場中13：00にENEOS（5020）が第２四半期決算を発表し、上方修正＆配当金の増額を発表したためです。ENEOSの株価は、前日比+6.97%と、大幅に上昇しました。業績を見ると、営業利益ベースで前年同期比-49.9%と実績値は決して良いものではなく、通期見通しも従来予想から+5%上方修正と、株価が約7%も上昇する内容には見えません。それでも、ENEOSの株価が大きく上昇した理由は、配当金の増額にあると推測します。ENEOSは、2020年3月期からの直近5年間において、配当金を22円で維持してきました。おそらく、多くの投資家はこの実績から、前年並の業績が予想される今期も、22円の配当金を出すと考えていたことでしょう。そんななか、本日の決算で４円の増額が発表されました。この市場予想とのギャップ、いわゆるサプライズ感が株価を大きく押し上げる要因となったのでしょう。
（記事：株探https://kabutan.jp/stock/news?code=5020&b=k202411130023）
また、本日はもう１つ大きなニュースが市場を動かしました。７＆i HD（3382）に、MBO検討報道が出て、一時売買停止になりました。創業家や伊藤忠商事（8001）などが、総額９兆円で買収を検討していると報道されています。現在の７＆i HDの時価総額が約6.5兆円であるため、このMBOが実現すれば実に40％近いプレミアムが乗ることになります。明らかに、先日当社に買収を打診した、カナダのクシュタールを意識した経営陣の舵取りだと感じます。このMBOが実現されるかどうかが、今後注目するポイントになりますね。
（記事：株探https://kabutan.jp/stock/news?code=3382&b=n202411131200）
明日以降の展望です。夜間PTSでは、青山商事（8219）が本日の終値から、現時点で約+21％ほど上昇しております。当社は本日場中でもストップ高になっており、このままいけば２営業日連続で+20%以上の上昇となります。青山商事は昨日第２四半期決算を発表し、配当金を66円増額しました。これがどのくらいの数字かというと、前年の青山商事の配当金は61円であるため、配当金の値が２倍以上になっています。そのため、現在のPTSの段階でも配当利回りは約6.4％あります。会社からの資料では、株主還元方針を変更し、配当方針は配当性向40％目途から、70％もしくはDOE3％のいずれか高い方に変更されました。会社から正式な方針が出されている以上、単年のみの可能性は低そうですが、この配当金がいつまで続くのかが焦点になりそうです。
（記事：株探https://kabutan.jp/stock/news?code=8219&b=k202411120294）
さて、以上が本日2024年11月13日の株式市場の振り返りになります。本日は売りが強い相場に感じましたが、明日の日経平均株価の日足はどのような形をつけるのか注視しながら、1％でも勝率が上がるように頑張っていきましょう。
1％投資家
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※本ブログは、あくまで”1％”個人の見解となっております。また、正確な情報提供を心がけておりますが、リサーチ不足な部分もあるかもしれません。最終的な投資判断は、必ずご自身の意思のもと、ご自身が納得できるトレードをされますよう、お願いします。
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