2024年11月12日、本日の株式市場の振り返りをしていきます。
日経平均株価は、前日比-157.23円(-0.40%)の39,376.09円で引けました。
TOPIXは、前日比+1.84ポイント(+0.07%)の2,741.52ポイントで引けました。
次に、「業種別株価指数 変化率リアルタイムランキング」を見てみましょう。
(引用先:世界の株価と日経平均先物https://nikkei225jp.com/nikkei/gyoushu.php)
本日は、電気機器セクターの下げが厳しかった印象です。特に、アドバンテスト(6857)は-81.54円、東京エレクトロン(8035)は-64.61円、日経平均株価を押し下げています。この2銘柄だけで、本日の日経平均株価の値下がり分に匹敵しています。
最近の相場は半導体関連銘柄にとっては厳しいですね。アメリカがTSMCに向けて、先端半導体の中国顧客への出荷を停止するよう命じたことが響いているのでしょうか。(記事:ロイターhttps://jp.reuters.com/business/technology/FFNSFKVA6NJURFIJGEJOTJY6WU-2024-11-10/)
さらに、アドバンテスト(6857)は決算日付近から、日足で綺麗に上昇していましたが、11月8日に大陰線をつけ、大台の株価10,000円も達成したことから、天井感が漂っていますね。
一方で上昇した銘柄に目を向けると、前日に堅調な決算を発表したリクルートHD(6098)が+36.89円、ファーストリテイリング(9983)が+35.51円、日経平均株価を押し上げました。特に、清水建設(1803)は本日場中13:00発表の決算で、業績・配当予想の上方修正に加え、自社株買いを発表したことで、終値で前日比19.54%も上昇しました。(記事:株探https://kabutan.jp/stock/news?code=1803&b=n202411120598)
また、本日の前場は強気の相場に感じましたが、昼休憩の間に日経平均先物が下落し、後場の寄り付きがかなり下から始まりました。この間、特に市場を動かすような大きなニュースは無かったことから(1%調べ)、個人的には、日経平均株価40,000円を意識した利益確定の売りが出たと感じています。
しかし、8月の大きな下げから、日経平均株価は順調に下値を切り上げてきていることから、40,000円を超えることができれば、上値が軽くなり一気に上昇する可能性も考えられます。もちろん、マクロの状況にもよりますが。
さで、以上が本日2024年11月12日の株式市場の振り返りになります。今はまさに決算発表ラッシュの真っ最中です。明日以降も、株価の大幅な急騰に注意していきましょう。
1%投資家
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※本ブログは、あくまで”1%”個人の見解となっております。また、正確な情報提供を心がけておりますが、リサーチ不足な部分もあるかもしれません。最終的な投資判断は、必ずご自身の意思のもと、ご自身が納得できるトレードをされますよう、お願いします。
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